当店について
水天宮前エリア・日本橋蛎殻町の山口ビル1Fに構える、カウンター10席前後の煮干蕎麦専門店です。入口には現金専用の券売機を設置しており、PayPayやクレジットカードを使う場合は席での注文が可能です。狭いながらも清潔感のある落ち着いた空間で、一人でも気軽に入りやすい雰囲気が特徴です。ランチタイムは回転が良く、夜には日本酒も提供する「蕎麦前スタイル」も楽しめます(本店夜間営業限定)。
看板メニューの「濃厚煮干蕎麦」(1,100円)は、秋田の漁師と提携して仕入れた自家製煮干を独自の製法で抽出し、特製煮干ペーストでコクをさらに凝縮したスープが軸になっています。麺は複数の小麦を独自の配合でブレンドした特注の低加水ストレート細麺を使用。着丼と同時に広がる煮干の香り、レンゲを口に運んだ瞬間のガツンとした旨みが特徴でありながら、スープはエグみが抑えられており、後味にキレがあって飲み疲れしない仕上がりです。
「特濃煮干蕎麦」(1,200円)は、いわゆる「セメントスープ」と称されるドロドロ系で、煮干の濃度をさらに押し上げた一杯です。レビューには「飲むというより食べるスープ」「今まで食べた煮干しラーメンの中でも断トツ」という声が複数寄せられており、麺はパツパツとした歯切れの良い細めのストレート麺がスープとよく絡みます。刻み玉ねぎのシャキシャキとした食感が全体のアクセントになり、チャーシューは低温調理によるしっとり柔らかな仕上がりです。
限定メニューとして「濃厚牡蠣蕎麦」(1,500円)と「濃厚甘海老蕎麦」(1,100円)も登場します。濃厚牡蠣蕎麦は煮干スープの中に牡蠣の旨みを加えたもので、麺には東京製麺の低加水ストレート麺を使用し、小麦の香りが前面に出る一杯です。いずれも供給数が限られた限定品のため、訪問前に店舗への確認を推奨します。
「和え玉」は替え玉ではなく独立した食べ方として提供されています。「背脂和え玉」「黒酢和え玉」「アサリとガーリックバター和え玉(限定)」の種類があり、そのまま油蕎麦として楽しむか、煮干スープにつけてつけ麺風にするかで風味が大きく変わります。黒酢和え玉をスープに合わせると魚介系豚骨のような風味に変化し、1杯のなかで2通りの味を体験できます。アサリとガーリックバター和え玉は、箸で混ぜた瞬間にガーリックの香りが立ちます。
来店客層は、平日ランチの一人客から、土曜開店前の行列待ち、祝日の昼過ぎ、会社帰りの夜間利用まで幅広く見られます。東京オートサロン帰りに35分待ちで来店したという記録もあり、遠方からも足を運ぶ客が絶えません。月〜木は昼(11時〜15時)・夜(17時〜22時)の2部制、金曜は夜23時まで延長、土日は11時から21時30分まで通し営業です。夜は日本酒とともに蕎麦前スタイルで煮干蕎麦を楽しむこともできます。